秋篠ブログ

施設で行ったイベントや
行事の様子について
お伝えします

人形劇団ココンさんをお迎えして

あかね保育園

2023.11.09

 2020年から約3年間は園児が集まる行事を控え、子ども達には毎日の生活でたくさんのがまんをしてもらいました。そこで、新型コロナが5類移行した今年は何かイベントを催したい!と考えてきましたが、このたび人形劇が実現する運びとなりました。
 「人形劇」と聞くと、どんなものが思い浮かぶでしょうか?人が隠れて、人形を動かすスタイルを思い浮かべる方が多いかと思いますが、今回はマリオネット(糸操り人形)です。ディズニー作品の『ピノキオ』が命を吹き込まれる前のあやつり人形だった頃と言えば、おわかりいただけるでしょうか。人がお人形を動かしているところが見えているのですが、お人形の動作があまりにも自然そして繊細なので、人が動かしていることを忘れてしまう錯覚に陥りました。言うならば、”不思議で、楽しい世界のなかにいざなわれる体験”でした。
 上演は10時からでしたが、機材等の搬入や準備は7時から行われ、見慣れたホールがどんどんと素晴らしいシアターに変身していきます。「今日は、人形劇やったね!」と期待が高まる子どもたち。「私も観たいな~」とうらやましそうにされる保護者の皆さん。もちろん職員もワクワクが鳴りやみません。準備に3時間という長い時間がかかるのは、プロがつくる本物の舞台の証だと感じました。
 プログラムは乳児クラス向け演目20分と幼児クラス向け演目50分にわかれていました。乳児クラスのお友だちは、大きなイベントを経験していない子どもが多く、泣き出す子どもがあるのではないかと心配していましたが、不安をよそに子どもたちは舞台に見入っていました。子どもがどのような演目に興味を持つのか十分に研究し尽くされているのでしょう。また、観客席と舞台が一体化したような距離感が子どもの集中をグッと高めていました。保育における環境づくりのヒントにもなりました。
 幼児クラス向け演目では、男の子のお人形がくしゃみをしたら鼻水が飛び出す演出があったりと、ユーモラスに溢れた内容で大爆笑の渦に包まれました。最後に、お人形にも触れさせれていただき、本物との触れ合いを存分に経験し、子どもたちの興奮は冷めやらぬという状態でした。
 人形劇団ココンさま、非日常の世界をプレゼントしてくださり、子どもは全身で楽しみ、職員は心の底から癒されました。本当にありがとうございました。
 
人形劇団ココンさんをお迎えして - あかね保育園
 
人形劇団ココンさんをお迎えして - あかね保育園
 
人形劇団ココンさんをお迎えして - あかね保育園
 
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